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商品詳細

Cameo - You Make Me Work/DKWIG 12"

販売価格: 540円 (税込)
US Original, ジャケ在り(シュリンク), ほんの僅かな表面スレ在るがほぼピンピン!

結構久々、2年ぶりくらいの再入荷。

絶頂期の頂点的作品である'86年のAlbum "Word Up"で、「やり尽くしちゃった」感が強く、
そこから2年開いてリリースされたAlbum "Machismo"は、
どうしても、'86年作の「フォローアップ」的な印象が否めず、世間の評価は一様に厳し過ぎる傾向が強いように思う。

いやいや、そうじゃないんだよなぁ〜。

むしろ、'86年作と'88年作は2枚でひとつのコンセプトAlbumだと考えた方が判りやすいだろう。
そもそも、'80年代以降のCameoのAlbum群は、事実、
2年おきくらいに「スタイル」や「コンセプト」が大きく変化している。
'80年〜'81年の3枚は「大人数体制」下の'80s Funk大傑作だし、
'82年〜'83年の2枚では一気に「リストラ」を行ってCharlie Singletonを前面に出し、
'84年〜'85年の2枚は一気にMellow路線へと舵を切り、
'86年〜'88年の2枚では「ビジュアル戦略」を基にPopマーケットをも取り込むことに成功している。

どちらかと言えば、時流に「合わせた」「方向転換」ではなく、Cameoなりに試行錯誤を繰り返しているうちに、
「時流の方が」Cameoの「方向性」と「合致」しちゃった感じだったのが、
'86年作と'88年作の2枚だったと言えるハズ。

となれば、この"You Make Me Work"は、当然ながら"Word Up"の「実の弟」にあたる(笑)。
正当な評価をされてこなかったのは、「弟」自身の出来が悪いからじゃなくて(笑)、
時期的に「不運」だったからに過ぎない。

'87年〜'88年は、世界が、Eric B & RakimとPublic Enemyに衝撃を受け、
「Black Music全般」のファンだった人達が、一気に「Hip Hop」ファンへと、
もしくは、Jody Watley等の「Pop/Dance路線」へと、さらには、Keith SweatやGuy等の「Jack Swing」へと、
「離散」し、「改宗」し始めた頃だったからだ。

と同時に、「Black Music全般」の「コア」であったハズの「'80s Funk」は死を迎える事になる。
Cameoは「Band」であって、Larry Blackmonはそもそも「Drummer」だった。
DrumがDrum MachineになってもCameoは「順応」できたけれど、
Drum MachineがBreak Beatsになる「時流」には順応できるハズもない。

同じく'86年と'88年に、ソロAlbumをリリースしたJesse Johnson、
奇しくも、やはり'86年と'88年にAlbumをリリースした後に消えるOne Wayとならび、
Cameoの'86年と'88年のAlbumをもって、「Band」形態の'80s Funkは完全に終焉を迎えるワケ。

最後の'80s Funkで、"Word Up"の「弟」にあたるこの曲が、
過小評価されたり軽視される所以など全く無いと断言できるよ。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1296237

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=kP3DWSDiKIU (You Make Me Work PV)