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Cindy Mizelle - This Could Be The Night 12"

販売価格: 1,430円(税込)

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US Original, Atlanticレーベルジャケ(赤/黒), Atlanticレーベルインナー,
軽微な表面スレ在るが十分キレイな部類

お待ちど〜さま!の再入荷。
コレもなっかなか出てこないのよね〜(笑)。
しかも今回はPromoよりも品薄な正規盤よっ!

Arthur Baker ProduceでLatin Rascals Edit、映画"Beat Street"のサントラに収録された、
俗に言う「歌モノ版"Breaker's Revenge"」がコレ。
なのに知名度が今ひとつなのは、当時はまだ、この手の曲をカテゴライズするのに相応しい、
「Freestyle」というジャンル分けが確立しておらず、
この曲は、単なるチープな「Pop/Dance」という烙印を押されて、
正当な評価を受けないまま、シーンから切り捨てられちゃったからだ。

Electroと呼ぶにはPopでキレイ過ぎで、Freestyleモノとしてもエグさとインパクトに欠ける感は否めず、
一歩間違えばハイエナジーと混同される可能性もあり、
確かに、結局はPop/Danceの域を出ていないかもしれない。
だけど、映画"Beat Street"を、更には、より商業的な映画"Breakin'"を見ればわかるとおり、
当時はまだまだHip Hop Cultureも黎明期で、何を、どこまでをHip Hopとするのかの、
「境界線」も「認識」も確立されてはいなかった。
だから"Beat Street"の中にはBrenda K SatrrやThe Systemが出てくるし、
サントラにはこのCindy Mizelleだけじゃなく、Jenny BurtonもTina BもLa Laも収録されている。

つまり、そ〜したゴッタ煮感さえも、
Hip Hop Cultureに対する「認識」が確立されるまでの、重要なプロセスだったように思うのだ。
今になって振り返ってみれば、当時の、「境界線」と「認識」は、笑っちゃうくらいの「ズレ」っぷりだが(笑)、
その「ズレ」っぷりさえも「FRESH」だと「認識」されていたよ〜な時期だった。

だから、この盤をも、キチンとフォローしているレコ屋は皆無と言っていい。
「ズレ」っぷりさえも「FRESH」だと「認識」されていたよ〜な時期を、
実際に経験したり、キチンと理解してきたレコ屋が少ないからだ。
Groovaholiksは、この盤を取り扱い続ける事を誇りにさえ思うよ。
Promo仕様のB面は、Artist名のCreditが抜けているところもマニア心をくすぐるネ。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1243278

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=q4r4Ck2mnAo


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