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Mtume - P.O.P (Pursuits Of Pleasure) Generation 12"

販売価格: 1,210円(税込)

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US Original, 表面スレ多いが普通の中古盤レベル

お待ちど〜さま!の再入荷。

一般的に語られる「12"は音が良い」って、一体どれくらい「良い」んだろう?
Albumに比べれば確かに音は良い気がするけれど、同じ12"群の中でも音の優劣はあるんだろうか?
そんな疑問を持っている人も少なく無いんじゃないかと思う。
その疑問に答える為に、パッと思い付く範囲で、最高級音質と言われてきた12"を何枚かご紹介しよう。
専門的、技術的な話ではなく、実際に針を落として聴いてみると、
確かに音が良い事を実感できるタイプの12"だ。

個人的に真っ先に思いつくのは、Jam & LewisがProduceした、Human Leagueの'86年の名曲"Human"。
https://www.youtube.com/watch?v=s1ysoohV_zA (Human League "Human" PV)
初めて12"に針を落とした日の、あの荘厳なまでの音の広がりには、感動さえしたのを覚えている。

Ta Maraの"Affection"もスゴイ。
https://www.youtube.com/watch?v=nY-BvgrExkk (Ta Mara "Afection" Specially Remixed Vers)
ベースよりもギターが前面に出た曲というのは、音がキンキンして薄っぺらく聴こえがちなのに、
それを全く感じさせない。

もうちょっと古いところでは、'83年のNick Straker Bandの"Straight Ahead"がキョ〜レツ。
https://www.youtube.com/watch?v=DXgUopQsiWs (Nick Straker Band "Straight Ahead")
音のレンジ幅と厚みだけでお腹いっぱいになる事を保証する(笑)。

この3枚と肩を並べるくらいに、音が良い事を実感できるのがMtumeの12"群だ。
Album Verとは全く違う12"Versとしては特に、"I Simply Like"、"Primie Time"と、この"P.O.P"をオススメしたい。

中でも一番親しみやすい感じな、この"P.O.P"は、ボトムは凶暴なくらいにFunkしているのに、
上音とVocalをメローにする事で、全体的なムードはソフトに仕上がっているという、
絶妙なバランス感覚が素晴らしい。
A面Mixの展開自体はさほどAlbumと変わらないが、構成されている音の処理がAlbumとは全く違い、
その音の厚みにゲップが出そうなくらいだ(笑)。
B面のInst & Dubも変に凝らず、音の抜き指しで厚みを変えるという職人気質な手法で、
特に終盤の「タメ」や「ヌキ」は地味ながら圧巻!

大げさ過ぎると思うかもしれないけど、コレを聴いたら、
レコードや12"や'80s Funkに関する、アナタの考え方や感じ方や姿勢が、大きく変わるんじゃないかと思う。
実際に、自分も含め、Mtumeの12"群を聴く事によって、
その後のレコライフが大きく変わったという人を何人も知っている。
逆に、コレを聴いて、別にな〜んにも感じないという人は、
そう遠くない将来に、結局、レコードを全部売っぱらって、
一生楽しめるハズのレコライフから降りちゃう可能性が高い。
嘘や作り話なんかじゃ無くて、この盤は、
真のレコ馬鹿や、ホントのGroove中毒者と、単なる一般人を区別する、いわば「踏み絵」みたいなもんだ。
ご自分の「信仰心」を試してみるつもりで聴いてみてほしい。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/462105

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=yITrhHMb1uE (P.O.P PV)


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