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Afrika Bambaataa And Family - Beware (The Funk Is Everywhere) LP

販売価格: 1,100円(税込)

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US Original, ジャケ在り(シュリンク), やや目立つ表面マシンスレ在るがごく普通の中古盤レベル

SOLDにつきRefill。
再入荷分もコレにてラストワン。

Bambaataaが「Godfather Of Hip Hop」である事には1ミリの疑いも無い。
その存在は現行のシーンの中でも未だに尊敬と崇拝に値する。
だが、彼が関わった全ての作品群が、音楽的にも素晴らしいワケではない。
先駆者としての実験的、前衛的な作品が多いからこそ、今聴いたら「?」ってモノも少なくない。
しかも、'80年代後期以降は、自らが作り出したHip Hopのウネリが巨大になりすぎて、
Recording Artistとしては自分の立ち位置さえ失ってしまった感が強い。

Bambaataa関連の12"で、最後の重要作と言えるのは'84年の"Frantic Situation"だろう。
https://www.discogs.com/release/51473 
同'84年には、「Godfather Of Soul/Funk」のJames Brownと"Unity"を演り、
https://www.discogs.com/release/81214 
Time Zone名義の"World Destruction"ではPunkの神であるJohn Lydonとも共演した。
https://www.discogs.com/release/52836

つまりBambaataaは、Recording Artistとしては、
'85年くらいまでの間に、既にHip Hopの黎明期の頂点にまで上り詰めてしまったワケで、
以降は、Hip Hopの神という一種「象徴的」な存在として崇められる一方、
もはや彼にRecording Artistとしての「作品」を期待する人は居なくなったワケだ。

それでもBambaataaは、'80年代後半以降、
いろんなユニットを組んでは、パラパラと作品を出し続けるが、結局どれもパッとせず、
逆にその神がかりな存在感に陰りをもたらしてしまうよ〜なモノばかりだった。
自分の中でも、Bambaataaの「存在」は完全に別格だが、
彼の「作品」は'84年モノまで聴けば十分だと考えている。

だが、12"だけではなく、Albumにまで目を向けると、
'86年リリースの2枚のAlbumを無視するワケにはいかない。
ほぼ同時にリリースされた、Bam & Soul Sonic Force名義の"Planet Rock - The Album"と、
https://www.discogs.com/release/98021 
Bam & The Family名義のこのAlbumだ。

双方とも主要曲は12"が存在するので、正直、この2枚のAlbumに対する評価は決して高くない。
そう、「何を今さら」的な印象の方が強いのも無理はないのだ。
だが、双方のAlbumには、かなりストレートなマイクリレーものが1曲づつ収録されており、
これがど〜しても無視できない。
おそらくこの2曲、"Who You Funkin' With"と"What Time Is It"は、
ほぼ同時にRecordingされたモノと思われ、バックトラックも非常に似通っていて、
完全な「兄弟関係」にあると言える。

このAlbumに収録されている"What Time Is It"の方は、
Soul Sonic Forceに加え、Busy BeeとMelle Melが客演しており圧巻!
この1曲だけでも、このAlbumを買う理由としては十分だと思う。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/125774

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=LyUFcVjH9kE (What Time Is It)
https://www.youtube.com/watch?v=JRHCDPsM82c (Funk You)


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