US Original, ジャケ在り(シュリンク), 軽微な表面スレ在るが十分キレイな部類
超久々、6年ぶりの再入荷。
Real Roxanneが不運だったのは、いわゆる「Roxanneブーム」の影響が大きくなり過ぎて陳腐化してしまい、
「第一人者」だったハズの彼女の存在までが軽視されてしまった事にある。
加えて、彼女にとってのデビューAlbumであるこの盤のリリースは、'88年と遅過ぎた。
一部の非US産CDには'86年のHitである"Bang Zoom"/"Howie's Teed Off"が収録されたが、
このUS盤LPには収録されず、当然ながら'85年の"Romeo"も収録されなかった。
つまり、Run-DMCやWhodiniやUTFOといった'80s Rapの「先行組」の1人であったハズの彼女は、
Public EnemyやEric B & RakimやJazzy Jeff & The Fresh Prince辺りの「'87年Albumデビュー組」よりも、
結局のところAlbumデビューは遅かった事になる。
Jam Master JayのProduce作は「'85/’86年的」だし、
Flavorの声ネタサンプルを入れるくらいなら、本人をナマでFeatすべきだった。
このAlbumが'86年にリリースされていたら、
彼女に対する評価とRespectはもっともっと高いものになっていたハズだよね〜。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/712030
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=37TNtX5KDJE (Her Bad Self)
https://www.youtube.com/watch?v=n7TLGrhE6CI (Don't Even Feel It)
https://www.youtube.com/watch?v=7tWshFoowL4 (Early Early)