US, Promo Only, Atlanticレーベルジャケ+プライスタグX2(端スレ等使用感強め),
VGくらいの見た目で表面スレ多いが普通の中古盤レベル
超久々、なんと、9年ぶりの再入荷!
当Shopの「生命線」のひとつでもあるFatback関連作。
世界中のどのレコ屋さんにも、その「思い入れ」の強さは負けんつもりだけど、
実は、Fatbackの12"群はPromo止まりのものが多く、
元々中古市場での流通量が少ないので、なかなか思ったような仕込みが叶わなかったりする。
一方で、世界イチFatbackの12"群の取扱量が多いハズの当Shopだからこそ、
買い付け対象盤は、一般的には認知されていないよ〜なTitleさえも常にキッチリ狙っている。
その最も典型的な例が、この"Lover Undercover"のUS盤Promo 12"だ。
Fatbackは'83年のAlbumを最後に古巣であるSpringを後にして、
大手Atlanticレーベル傘下のCotillionへと移籍する。
Springでの最終Albumとなった'83年の"With Love"は、明らかに流通枚数が少ない事から、
初回のみでプレスが打ち切られたものと想像できるが、
おそらく、プレスが打ち切られるよりも前にFatbackは既にSpringを離れていた
(もしくは既にCotillionとサインしていた)ものと思われる。
オレ様は"With Love"のLPを、「新品」で日本の輸入盤屋で買った事を記憶しているが、
それは'83年のことでは無く、多分'84年か、ひょっとすると'85年だったかもしれないように思う。
聴き込んで比べてみれば判るとおり、
"With Love"と同じ'83年リリースの名盤"Is This The Future"は、「音の厚み」という質感が大きく異なる。
乱暴に言えば、"Is This The Future"の音は「薄っぺらい」感じが否めず、
対して"With Love"の方は「重厚」だ。
これが同じ年の録音作品だとは思えないワケだ。
むしろ、Cotillionからの'84年リリースの"Phoenix"の方が"Is This The Future"に近く、
'85年の"So Delicious"の方が"With Love"に近い。"With Love"の「クレジット上」では、
あくまでも、Springからの'83年リリースだが、オレ様の持論は"With Love"の録音は実は'84年で、
"Phoenix"と同時進行だったか、ひょっとすると、その後ではないかと思っている。
つまり、Springとの契約上、もう1枚Albumをリリースする必要があったから、
既にCottillionに移籍済みだったFatbackは、まず"Phoenix"をCotillionからリリースし、
直後に、"With Love"を'83年リリースというクレジットで、
「Spring用」の最終LPをリリースしたのではないか、と思うワケだ。
こう考えると、"With Love"に収録された"I Found Lovin'"のUS盤12"のみが、
'83年では無く'88年リリースだった事も納得できるし、
'83年リリースとクレジットされている"I Found Lovin'"のUK盤12"群が、
実は'83年にはレコ屋の店頭に並んでいなかったという指摘が多い事も説明がつくように思う。
さて、この"Lover Undercover"はCotillionレーベルから、
'85年に「最後のUS盤12"」としてリリースされるが、結局Promo止まりで、
オレ様は'87年頃からLAで本格的に買い付けを始めるようになるまで、
そもそも"Lover Undercover"に12"が存在する事さえ知らなかった。
しかも、LP収録Versとは異なるSpecial Club Mixも搭載している。
前述のように、"I Found Lovin'"のUS盤12"が'88年リリースの「後出しジャンケン」なのだから、
この"Lover Undercover"の12"は、もっともっと「珍重」されてしかるべきだと思う。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1636748
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=F1antlmhiqo (Special Club Remix)