ホーム | '80s > Soul/Funk 12"Teena Marie - Lovergirl 12"
商品詳細

Teena Marie - Lovergirl 12"

販売価格: 660円(税込)
US Original, ジャケ在り(Promo Stamp), 若干の表面スレ在るが十分キレイな部類

お待ちど〜さま!の再入荷。
久々に、あらためて聴き直すと、いやぁ〜カッコ良いっ!

彼女の輝かしい功績を称え、「Lady T」という呼び方こそが主流になったのは、
皮肉にも、彼女が2010年に他界してしまってから以降のような気がする。
なのに、やっぱり日本だけは、彼女の作品群に対する世界的な再評価の波に大きく乗り遅れていて、
未だにTeena Marieといえば、"Ooh La La La"か"Square Biz"くらいしか知らないという人達が圧倒的に多い。

ウチのShopの一押しは、'80年リリースの"I Need Your Loving"だけれど、
個人的には"I'm A Sucker For Your Love"とか"Work It"も好きだったし、
'90年リリースの"Here's Looking At You"の12"と、
'04年の復帰作"Still In Love"の12"は、今なお「マイフェイバリット一軍」だわ(笑)。

この曲は'84年リリースだが、当時のトレンドに沿ったモロにPrince的なRock/Pop寄りの質感が、
広く一般大衆にウケた結果、R&BやBlack系チャートではなく、
彼女のシングル群の中で唯一、BillboardのHot 100で最高で4位を記録している。
しかも、数年後には、おそらくこの曲にインスパイアされたのだろうと思われる曲が、
同じくHot 100で最高で3位を記録する。
Full Force Produceのコレだ。
https://www.youtube.com/watch?v=oPYYk-Wghe4 (Samantha Fox - Naughty Girls)  

そもそもDance Musicに、ギンギンなギターソロを入れるという手法は、
Prince以降になって一般化するワケだが、
「サビメロ」もギターという点では、このTeena Marieの"Lovergirl"が与えた衝撃はヒジョ〜に大きかったように思う。

いやいや、正確に言えば、この"Lovergirl"の印象的なギターのメロは「サビ」ではない。
単なる「サビ」前の、たった8カウントの「Bridge」だもん(笑)。

DJ Mixをやる人はカウントに詳しいと思うが、
実はこの曲、'90年代以降の「単調な」R&B歌モノ群とは「構成」が違い、
Vocal Vers 1が8X4=32と「順目」であるのに、サビ前のVocal Bridgeは8X5で、サビも8X5、
つまりBridgeもサビも1X8カウント分だけ「多い」。
で、その1X8分「多い」ところこそが、この曲の最大のインパクトであって、
特にサビ前のBridgeで前述のギターメロをバックに、
「Be your one and only lover」と「しゃくり」上げていくところは圧巻!

加えてVers 1の最後は「saw you, saw you」、Vers 2の最後は「through me, through me」と、
「音感的」な「聴こえ方」までを意識してLyricsをイジってある点もバラス〜シ!

もしもアナタが、単なる「思い込み」から、あまりに「'80年代的」で「古臭い」というイメージを持っているのなら、
恐らく彼女のスゴさは死ぬまで理解できまい。
アナタのお耳が「世界基準」に追いつけるかど〜かは(笑)、
この曲を知ってるか、この曲を好きかど〜かに、大いに関係していると言っても過言じゃない気がするナ。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/203255

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=coKdZnexvJQ (12"Vers)
https://www.youtube.com/watch?v=Etj4UJWZiCw (Live @ Apollo)
https://www.youtube.com/watch?v=jnwESh47T6g (Private Extended Remix)