ホームNew ArrivalYellow Magic Orchestra - Computer Game (Theme From The Circus)/Yellow Magic (Tong Poo) 12"
商品詳細

Yellow Magic Orchestra - Computer Game (Theme From The Circus)/Yellow Magic (Tong Poo) 12"

販売価格: 990円(税込)
US Original, A&M Discoレーベルジャケ(端傷み激しくジャケ無し扱い),
A面ラベルにプライスタグ剥げ在り, Gくらいのスレまくり盤だがプチ音散発するもののPlay可(両面共試聴済)

超久々、5年以上ぶりの再入荷。

偏見とまでは言わないけれど、今なお世界的にRESPECTされているYMOの、
それも初期の特大Classic群に対して、なんとなく馴染めない「温度差」を感じているのは、
その当時10代でYMOを実際に「体験した」、自分を含む50歳代の日本人が多いんじゃないかと思う。

オレ様は'65年生まれで、YMOを知ったのは中学生の時だったが、
当時、自分の周りで一番人気が高かったのは"Rydeen"で、
しかも、その人気の理由は、テクノの原点とも言うべきYMOの斬新な音楽性に着目したワケではなく、
当時大流行していた「竹の子族」の踊りに、"Rydeen"がド定番として使用されていたからという、
思いっきり不純なモノだった。
https://www.youtube.com/watch?v=Nv5jMLJQ9f4 (Rydeen)

つまり、YMO=テクノの先駆者というArtisticなイメージよりも、
自分達の世代にとっては、YMO=「ライディーン」=竹の子というイメージの方が強い(笑)。
'80年代初頭の、特にBrit Pop系やNew Wave系に多大な影響を与えた、
世界的に見たら押しも押されぬYMOの初期の特大Classic群は、皮肉な事に、
本国日本では、単なるキワモノ的なイメージの方こそが先行しがちだったように思う。
貸しレコ屋でアラベスクとかと一緒に借りて(爆)、
「ハッチ大作戦」や「コールミー」と一緒にテープに録るっていうのこそ、
「ライディーン」、いや、YMOに対する当時の若者の典型的な接し方だった気さえする。

'80年代後半から、LAで盤を買うようになって、自分にも日本人以外の友達が増えていったが、
一番不思議だったのは、現地の友達の誰もが、YMOは、坂本龍一はサイコーだと熱く語る事だった。
YMO?ライディーンでしょ?
竹の子じゃん(爆)?

全くお恥ずかしい話だけど、個人的には、未だにYMOに対して、大した思い入れもなければ、
皆が言うほど「サイコー」だとは思っていない。
ど〜しても「ライディーン」のイメージが強く、事あるごとに何度も代表曲群を聴き直してはみたが、
スネークマンショーをコスリネタに使うのがアリかなと思う程度で(笑)、
"Tighten Up"のUS 12"も、"Behind The Mask"のUS 12"も、そしてこの"Computer Game"のUS 12"も、
個人的には一度は入手したものの結局全て手放してしまって久しい。

そんな、YMOの「良さ」を理解できない自分が、
この盤をオススメするというのは、矛盾だらけなように思われるかもしれないが、
個人的に「良さ」は理解できなくとも、客観的見地に立ってみた時の、
YMOのClassic群が持つ重要性やステイタスは、十分にRESPECTしているからこそ、
万年品薄のUS 12"群が安価で仕込めれば、こうしてご紹介しているワケだ。

内容そのものにど〜こ〜言える立場ではないが、YMOのUS 12"というだけで盤の価値的には申し分無く、
比較的入手がたやすかったこの盤でさえ、状態の良い盤は確実に減っているうえに、
プライス自体は高値安定してしまっている感じ。
このプライスなら確実にお買い得と言って良いと思うナ。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/317343

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=U0ysj_OwHAk (Computer Games)
https://www.youtube.com/watch?v=2T7TXVtGGFc (Tong Poo)