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商品詳細

Vanessa Williams - (He's Got) The Look 12"

販売価格: 770円(税込)
US Original, ジャケ在り, 表面スレやや多めながらもそこそこキレイな部類

お待ちど〜さま!の再入荷。

'80年代半ばのJam & Lewisモノの大ブームと、'80年代終盤のJack期モノの大ブームの間には、
実は、まだまだ世界的にも過小評価されがちな、
Black Musicをベースにした「Dance Pop」の大ブームがあった。

そのキッカケとなったのは、言うまでも無く、
Jam & Lewis Produceの、'86年のJanetのAlbum "Control"だ。
以降、'88年にGuyがデビューし、本格的なJack Swingブームが到来するまで、
'80年代後期も、Jam & Lewisこそがメインのヒットメイカーだったと言って良い。

ただ、"Control"の商業的大成功は、大量のJam & Lewisフォロワーを産み、
'86年〜'88年くらいの間は、Black Music系の新進Producer達が、一斉にDance Popを量産した。

Gap BandのChrlie Wilsonは、LA/Babyfaceと組んで、'87年にPebblesをProduceし大当たり。
そのPebblesのAlbumにも参加したAndre Cymoneは、
Bernard Edwardsのヘルプを得て、同じ'87年にアノJody Watelyの1st Albumで大当たり。
この2つの大Hit作が、Black Music系Dance Popのブームを加速させたのは言うまでも無い。

この時代の「Pop」で「キャッチー」なモノを、
「チープ」で「チャラい」としか感じる事ができない人間は、「鈍感」だし「知ったかぶり」も甚だしい。
Jody Watleyの"Some Kind Of Lover"のPromo 12"に収録されたRadio Editは、
冷静に、客観的に、控え目に言っても、'80年代後期の最も優れたPop Musicであり、
Dance Tuneであり、R&B歌モノであり、後世まで語り継がれるべき名作だと断言できる。

残念ながら、そうした'80年代後期のDance Popモノを、キチンと理解し、評価し、
リスペクトできるだけのセンスを持っている人間が、世の中に圧倒的に少ないだけの事だ。

このVanessa Williamsの'88年作も、そんなDance Popモノとしてはトップクラスの仕上がりだと言って良い。
Producerは、大Hit作は無いものの、玄人ウケの良いB級作品を数多く手掛けてきた、
元Kay-Gees/ForecastのAmir BayyanとアノBomb Squad!

Album VersはモロにJody Watley的で、
12"VersはEric B & Rakimの"I Know You Got Soul"からSampleしたと思われる、
Funkaの"You'll Like It Too"のBreakを前面に出して使用。

Jack Swing以前のDance Popモノ、R&B歌モノとしては、ほぼ「最終型」であり、
最も完成されたカタチを持っていると言ったって良いくらいだろう。
なによりも、PVに出てくる、若さハツラツなVanessaの、
この世のものと思えぬくらい整った顔立ちが好き(笑)!

マスト!

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1749242

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=NPeYq1CgQk0 (PV)
https://www.youtube.com/watch?v=fky8qTqEb-g (Dance Vers)