US White Label Promo！, A面の盤端にプレス時の軽微な変色域在るがキレイな部類
★★★ご注文制限★★★
★★★1点買いお断り/この盤以外にご注文制限の付いていない1000円以上の盤のご注文が必要★★★
お待ちど〜さま！の再入荷。
「華」の'83年モノ傑作Modern/Urban Soul。
コレにもオモロイ話があるのでご紹介しよう。
キーワードは「ったく、紛らわしい」だ（爆）。
Curtis Hairstonは'83年にこの"I Want You"の12"を出した後、
'85年に今度は"I Want Your Lovin'"という12"を出している。
この2曲のTitleが超似ている為に、海外通販で"I Want You"をオーダーしたのに、
"I Want Your Lovin'"が送られてきてアタマにきたり（"I Want Your Lovin'"もキライじゃないが）、
逆に、比較的安価でトレードされる傾向が強い"I Want Your Lovin'"と混同して、
ディーラーがこの"I Want You"に破格のプライシングをしててニンマリGetなんて事もあった。
そうこうしているうちに、2000年代と共に、Disco Boogie/Modern Soulの大ブームがやってくる。
さすがに、"I Want You"も"I Want Your Lovin'"も安価では買えない状況に陥ったが、
今度は、この"I Want You"に「再発疑惑」が持ち上がった。
事の発端は、単なるコントリビューションサイトゆえの、
Discogsの「ガセねた」却下機能の脆弱さにあるように思う。
"I Want You"のマスターリストを見てみよう。
https://www.discogs.com/master/155260
「大顔」ラベルは「再発」となっているが、コレは今や「ガセ」情報であるとの認識がほぼ確定しつつある。
この「大顔」ラベルの「再発」は、日本にはほとんど入ってきていないし、
Discogs上でOfferされている枚数もプライスも、とても「再発」だとは思えない。
で、この「大顔」ラベルを「再発」として売りに出している、イリノイ州の親しいディーラーに尋ねてみた。
「コレ、ど〜ゆ〜根拠で再発だって判断したの？」
「だって、Discogsに載ってるじゃん」
「・・・（絶句）」
つまり、キチンとした「ガセ」チェック機能を持たぬDiscogsに掲載されれば、
いくら内容が「ガセ」であろうが、全部「正論」として認識されてしまうワケだ。
真偽のほどは未だにハッキリしないうえに、あくまで個人的な意見だが、
「大顔」ラベルは、「小顔」ラベルの前か後の、単なるバリエーションであるか、
もしくは、カナダ盤だったりするんじゃないかと思っている。
今や、どの仕様を持っていても価値的にはほぼ変わらないと思って良いだろう。
異論、反論が在れば是非ともお知らせいただきたい。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1936563
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=hKRhin3IQLs
