Groovaholiks Records

US Original, ジャケ在り（シュリンク・テープ留め＋ステッカー！/折れジワ在り）,
Originalインナー, Run-Outに変色域在り, A1に目立つ表面スレ在るが普通の中古盤レベル

SOLDにつきRefill。
再入荷分もコレにてラストワン。

これも'80s Funkの最高峰Albumであり、更にMtumeのキャリアの頂点的1枚でもある。
ヤマ場だらけで甲乙付け難い曲が並ぶので、奮発して全曲解説してやろう（笑）。

まず"C.O.D"は12"もマスト。
日本の有名DJがMixモノに使用した事もあって、日本での認知度も高い。

続く"You Are My Sunshine"もクセモノ。
弾き直し等でネタとして使用されるが、まだまだ隠しダマ度も高い。
コレをネタにした有名どころはこの3つ。
https://www.youtube.com/watch?v=5vA4M5NaI_w (Zhane "Request Line" Remix '97)
https://www.youtube.com/watch?v=W-jZHfmc2dY (Sauce Money "Face Off 2000" '00)
https://www.youtube.com/watch?v=2AhGm4W1Xb0 (Shade Sheist＋Nate Dogg "Wake Up" '02)　

"You, Me And He"は不倫妻の三角関係をテーマにしたオトナのメローもの。
この曲のRemixに当たるのが、B3の"Sweet For You And Me"なので、
この曲の12"だけはスルーしてもいいかもしれない。

A面最後の"I Simply Like"は、入手困難ではあるが是非とも12"を狙ってもらいたい。
モチロンAlbum VersもHeavy Funkでカッコ良いんだが、12"Versの仕上がりは更にキョ〜レツ。

B面に移って1曲目の"Prime Time"はMtumeの代表曲として有名。
コレも是非とも12"を入手してほしい。

"Tie Me Up"は12"とVersが大幅に違うんだが、ストーリー仕立てのAlbum Versも素晴らしい。
Clubへ出掛けて、ドアの向こうから漏れてくる音に気分がアガってゆく体験をした人は多いと思うが、
それを着実に再現して、そのまま曲が始まって行くという構成力とイマジネーションが素晴らしい。
当時、この曲から始まるMixTape作ったっけ（笑）・・。
ちなみにこの曲の次は、Fatbackの"Girls On My Mind"を使うのがオレ的定番Mix。

B3は既に説明したとおりだから割愛して、最後の"To Be Or Not To Bop"で完全にノックアウトされるハズ。
'80s Inst Funkでこの曲を上回るモノなど存在しないと断言できるよ。
MtumeのルーツがJazzにある事を実感させられると共に、Scratchまで交えたFreestyle感と、
「DOPE」とさえ言っていいほどの「ドス黒さ」は、Funkファンはモチロン、JazzやRare Grooveのファンや、
Hip Hop馬鹿にだって十分にアピールするハズだ。

このLPの重要性に気付かないのなら、FunkやSoulや'80sやGrooveについて偉そうな事を語るのはやめたまえ。
自分の耳の未熟さと、自分のセンスの悪さこそを恥じて、口をつぐむべきだぜ。

【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/588323

【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=qHSLnELospM (C.O.D)
https://www.youtube.com/watch?v=gRSFh6_V974 (You Are My Sunshine)
https://www.youtube.com/watch?v=AdwBh4AtXiE (You, Me And He PV)
https://www.youtube.com/watch?v=SBLr91CldeM (I Simply Like)
https://www.youtube.com/watch?v=zIgZWMcYn8k (Prime Time)
https://www.youtube.com/watch?v=Z06qvm78IaQ (Tie Me Up)
https://www.youtube.com/watch?v=XACjSDrqfdA (To Be Or Not To Bop)