US Original, 黒プレーンジャケ+ステッカー!(シュリンク),
やや目立つ斑状のStorage痕在るがごく普通の中古盤レベル
お待ちど〜さま!の再入荷。
Mixtapeという「存在」が、一般に広く認知されるようになったのは、
やはり世界的なHip Hop/R&Bが本格化した'90年代以降だが、そのピークは'80年代後半だったように思う。
当然ながらまだCDが無い時代で、当然ながらOfficialではない、完全な「違法」Tapeだったから、
日本国内では入手経路さえ無かったけれど、
US国内ではMixtapeは(Non Mix含む)ヒジョ〜に「一般的」で、
'80年代の後半には、そうしたMixtapeのみを扱ってるだけなのに、
堂々とレコ屋を名乗っちゃうよ〜な(笑)、小規模な「レコ屋」がLA界隈に星の数ほど在った。
だが、さすがに、Tapeじゃなくてレコードとなると、Mix/Remix/Megamix先進国であったEU圏と比べ、
US産のMix系の盤はヒジョ〜に少ない。
'80年代のMix盤、それも後期の、Mixtapeに近いブツと言われて、
パッと思いつくのはこの盤くらいのもんだ。
モチロン他にも何種類か、当時のMix盤というのは在るんだが、そのクオリティの高さから、
「違法」であるハズの盤なのに、とっくにClassic視されているのはこの盤のみとさえ言っても良い。
実際に手にした事は無いんだが、もともと「Boot」であったハズのこの盤の、
更なるBoot再発が数種類存在するという話さえ聞いた事がある。
PCで音をコピペしながら加工できる今となっては、
皆さんは、この盤に対して、テクニカル面での驚きは全く感じないかもしれない。
だけどさ、コレ、'88年なのよ!
しかも自主制作「Boot」!
プログラマーとしてKing Techの名前もクレジットされてて香ばし過ぎっ!
名盤だと思うね、マジで。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/317249
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=tjxGZfj-zL8 (Dopemix Vol.1)