US Original, ジャケ在り(シュリンク・破れ+ステッカー!), 軽微な表面スレ在るがキレイな部類
初登場のLP。
'83年リリースのこのAlbumで、Evelyn Kingは、
いわゆるElectric Dance Musicメインへと大きくイメチェンを図ったわけだが、
"I'm In Love"、"Love Come Down"と2曲続けてNo.1 Hitを記録した、
Kashif/Morrie Brownという制作陣営から、
Foster/Leon SylversとAndré CymoneへとProducerを変更した事が完全に裏目となった。
Foster/Leon Sylversによる"Action"はUS R&BとDanceチャートで20位以内へと食い込んだが、
Album自体は「失敗作」と見なされる風潮が強い。
André Cymoneにとっては、このAlbumが「他人名義作」のProduceとしてはほぼ処女作で、
「自身作」のProduceでさえHitを産み出せていなかった次期に当たるのだから、
André Cymoneの起用は戦略ミスだったと言わざるを得ないだろう。
やはり"Action"の出来が頭ひとつ抜けているが、変わった隠しダマとしては、
Foster/Leon Sylversがおそらく、
まだデビュー前だったKrystolというグループ向けにProduceしたハズの曲を、B3に収録しているところ。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/1038894
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=8VambN_fiT4 (Action)
https://www.youtube.com/watch?v=9uyA43pclRY (Shake Down)
https://www.youtube.com/watch?v=Dp5WaI_snr4 (Givin' You My Love)