US Original, ジャケ在り, ごくごく僅かな表面線スレ在るが非常にキレイな部類
お待ちど〜さま!の再入荷。
♪2025/8/24記♪
昨年(2024年)くらいから、Cameoの関連人物界隈の動きががやや慌ただしくなってきた。
持病を理由に、Larry BlackmonがLive活動から退く旨表明した事をキッカケに、
Larry Blackmonと「ソリの合わなかった」旧メンバーの一部が、Tomi Jenkinsをリーダー格に据えて、
"The Word Up Story"という新グループを立ち上げたのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=4QP6_YCRTc8
メンバーは今のところ、Tomi Jenkinsに加え、Leftenant兄弟に、Aron Millsに、Gregory Johnsonで、
イベント等のLive出演が主な活動内容。
となると、2000年代に入ってからもCameoとしてのLiveに頻繁に参加してきたCharlie Singletonや、
Anthony Lockettの参加も既に既定路線と思われる。
これに対して、Larry Blackmonの息子は、LarryこそがCameoであると主張し対立しているが、
実際に主要Playerが新グループに集結してLiveを行う事が常態化すれば、
Larry側も認めざるを得なくなるだろう。
https://www.cameonation.com
Cameoの作品群は、アナログLPでの「Best盤」が正規リリースされておらず、
唯一ヨーロッパ圏で2018年にリリースされた"Collected"は、
2枚組LPながらSingle Edit Versが中心で、完成度は極端に低い。
一方で、Cameoファンか、レコードコレクターが、まとめて盤を売りに出さない限り、
今やLP群をまとめて入手する事は難しい。
調べてみたら、このOnline Shopを始めてからは2014年に一度だけ、
「アタマの4枚」を同時放出した事はあったが、
'80年代までの全てのLPを一挙にまとめて放出するのは今回が初であり、おそらく最後となるだろう。
ウチしかやらないだろうし、ウチにしかやれないハズの、まとめ放出なので、
売れ残っても全く気にしないし、ごく一部の人達に喜んでもらえれば十分だと思っている。
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'84年のリリース当時に大きな論議を呼んだ、Cameoの大方向転換Album。
それ以前の、ゴツゴツな、超重量級Funkを、そのまま'80年代半ば以降も続けていたら、
おそらく他の多くのグループ同様に、Cameoの息の根も、'80年代半ばには止まっちゃってただろう。
Electric Funkをゴリゴリに推し進めて、
しかも、大きくPopマーケット寄りにシフトするという方法こそが一般的だった時代に、
Cameoが取った道は、ある程度のCameoらしさや、ヒネクレ感や、Funknessをキープしつつ、
Mellow路線を大きく取り入れる事で若干Pop寄りにシフトする事だった。
この'84年のAlbumと、翌'85年のAlbumでそんな手法を確立したからこそ、
'86年の大傑作Album "Word Up"で、遂に天下を取る事が可能だったワケだよナ。
だからこそ、CameoのAlbum群の中では、かなり「実験的」な部類とされる、この'84年のAlbumと、
翌'85年のAlbumを評価する人は決して多く無い。
だけど、前述のよ〜な理由から、やっぱりコレも、ヒジョ〜に重要なAlbumである事に変わりは無いのだ。
それがこんなプライス(泣)。
買わない理由も言い訳も認めねぇ〜ぞ!
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/3556427
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=jUgsmsvSYow (She's Strange PV)
https://www.youtube.com/watch?v=ntIBX1dAM9o (Groove With You)
https://www.youtube.com/watch?v=PcaeTswNPAc (Hangin' Downtown)
https://www.youtube.com/watch?v=MYl6_bNv7as (Talkin' Out The Side Of Your Neck PV)