US Original, ジャケ在り（シュリンク）, 軽微な表面スレ在るが十分キレイな部類
お待ちど〜さま！の再入荷。
万年安レコ的な扱いを受けてはいるが、内容的には十分に充実しているブツ。
当時のトレンドでありキーワードであった「ハーコー＝Hardcore」に、
敢えてRun-DMCが挑む必要があったのかどうかと言えば、今なら答えは明らかにNOなんだが、
当時は、やっぱりRun-DMCでさえ、シーンで生き残る為には、
トレンドを無視するワケにいかなかったのだろう。
結局は、もともと、Hip Hopというカルチャーの、火付け役であり、トレンドセッターだったハズの彼らが、
シーンを追いかける側の、トレンドフォロワーとなってしまったと受け止められ、
彼らの'90年代の作品群に対する評価は決して高く無い。
「ムリをして」シーンやトレンドに合わせているという印象が強く、それがなんとも痛々しいワケだ。
この盤も、印象的には確かに痛々しい。
だが、Hip Hop史に残る伝説のグループが、A面ではEPMD、B面ではPete Rockという、
黄金期を代表する2者にProduceを任せ、敢えてトレンドに挑んだ作品だという点を、
もうちょっと評価してあげるべきなんじゃないかと思う。
当時はとっくにClassic化していた"Peter Piper"を、オマケにしたところだって評価できる。
この値段であれば、迷う必要なんて丸っきり無しに「買い」だと思うね。
【仕様はDiscogsでチェック】
https://www.discogs.com/release/147584
【音はYouTubeでチェック】
https://www.youtube.com/watch?v=YBS62HYKFl0 (Can I Get It Yo Album Vers)
https://www.youtube.com/watch?v=xEpbQN0HNvQ (Down With King Ruffness Mix)
https://www.youtube.com/watch?v=Sd5gFx001qg (Peter Piper)
